eラーニングとは何だったのか?

〜聞き流すだけで英語がわかるんじゃなかったのか〜

「U-NEXTで洋画を毎日見てたら、そのうち英語わかるようになるんじゃない?」
…そう思ってた時期が、私にもありました。

英語は“浴びる”だけで身につくのか?

英語学習をしていると、必ず一度は通るのが「聞き流すだけで英語ができるようになる説」

リスニングCD、英語ニュース、NetflixやU-NEXTでの洋画視聴──。

なんとなく「ネイティブの英語にたくさん触れてれば、耳が慣れて、自然とわかるようになる」って、信じたくなるよね。楽だし、なんか“かっこいい学び方”に見えるし。

でも現実はというと──わからないものは、いくら聞いてもわからない

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それでも続けた「聞き流し」生活

私も一時期、英語のニュースを通勤中に流したり、U-NEXTで字幕オフにして洋画見たり、Podcastでネイティブの会話を垂れ流したりしてました。

「おお、なんか“雰囲気”わかる気がする!耳が慣れてきたかも!」

って思うんだけど、一部分の単語だけが聞き取れていて、大雑把に言っている内容までは把握しきれない。

もちろん、いざ英語で話しかけられたら完全にフリーズ。
台詞の意味も、結局は内容や映像から“察してるだけ”だったりする。

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聞き流しだけじゃ、やっぱりダメだった

言語って、「意味を理解しようとする意識」や「自分で発音してみる反復」がないと、脳が「これは覚えるべき情報だ」と判断してくれないらしい。

つまり、ただ聞いてるだけでは、BGM扱い
「聞き流すだけで英語ができるようになる」なんてのは、現実にはほぼ幻想だった。

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じゃあeラーニングって全部ムダだったの?

正直に言うと、あれはほとんどムダだったと思う。

少なくとも、「聞き流していれば自然に身につく」とか、「アプリ開くだけで英語脳が鍛えられる」みたいなうたい文句に乗っかった教材は、期待していたほどの成果は出なかった

もちろん、英語学習の中にはテクノロジーが有効な場面もあるし、真面目に設計されたeラーニング教材もある。

でも、あのように使っていたものの多くは、「ラクしたい自分」にちょうどよくフィットしただけだった。

つまり、「使って満足」して終わっていた。そして、その自己満足こそが、一番の落とし穴だった。

英語は“向き合って覚えるもの”

結局のところ、「聞き流すだけでペラペラになれる魔法」なんてなかった。

U-NEXTで洋画を見まくっても、英語は身につかない。

だけど、「英語を理解しようという意識」を持って見るだけでも、効果は全然違う。

それ、ただの娯楽です

まとめ

  • 聞き流すだけでは英語は身につかない(脳がスルーする)
  • ただし、映像作品を“意味をとろうとしながら”見るのはアリ
  • 英語習得にはやっぱり「地味な積み重ね」が近道

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